現地チェックポイント 土地編(1)敷地

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◆敷地境界の確認

現地に着いたら、まず始めに隣地や道路との境界を確認しましょう。
これから分割される土地などでは、境界杭や境界プレートが入って
いないケースも多々あります。

このような場合は分筆予定図を元に、メジャーを用いて確認する
必要があります。
1mずれた為に目の前の眺望や窓位置が思っていたものと違うなんて
事にならないようにしましょう。

また売買契約書の中に「引渡しまでに境界を明示します」という条文が
入るかどうかしっかり確認する必要もあります。

もうひとつ注意点として、隣地の屋根が越境している場合があります。
また中古住宅などでは、自分が購入しようとしている物件の建物が
隣地に越境しているケースもあります。

お引渡し後、トラブルにならないように越境物があるかないかも
しっかりチェックしましょう。


◆隣地との高低差を確認

既に造成が完了した土地などは問題ありませんが、これから造成
される土地を検討する場合には、完成時における隣地との高低差を
しっかり確認しましょう。

造成計画図面などでは「A号棟 FH=20.5」などという表記があります。
FHとは計画高の事で上記の場合、A号棟の宅地は計画高で20.5mと
いう事になります。

※必ずしも標高ではないので注意が必要です。

南側隣地の区画に「FH=22.5」とあれば、南側の宅地が約2m高いと
いう事になります。
日当りや眺望に影響がありますので、しっかりチェックしましょう。


◆隣接建物の確認

隣地にはどのような建物が建っているか確認しましょう。
工場などであれば、平日も現地に足を運び「騒音や臭気」を確認する
必要があります。

また、一戸建ての場合であれば、窓の位置やバルコニーの位置を
考慮して設計することをお勧めします。どうしても重なってしまう場合には
「くもりガラス」などでお互いの視界を遮る工夫も必要です。

建売住宅では、このような配慮をした設計になっているケースが大半ですが、
ご自身で設計される場合には充分、注意しましょう。


◆道路幅の確認

建物を建てるには、その敷地が幅4m以上の道路に2m以上
接していなければなりません。

建築基準法によって定められており、この条件を満たしていなければ
建築確認がおりません。

前面道路が4mに満たない場合には、道路の中心から2m後退する
事により建築が認められます。

これを「セットバック」といいます。

検討している土地の前面道路が狭い場合には、どこまでセットバック
するかをしっかりと確認して設計する必要があります。

またセットバック部分は門柱や塀などの工作物や、駐車場にする事も
できませんのでご注意下さい。


※次回は「ライフライン」のチェックポイントをお伝えします。